債務整理って何をどうするものなの？

借金がやばいので何とかしたい！という方は多いと思いますが、だからといって何をどうしたらいいのか分からない人がほとんどだと思います。

債務整理とは？

これはそのまま債務（借金）を整理することですね。この整理の仕方が、『返せる額だけにする』のか『全放棄する』のか『払いすぎた金利分を請求する』のかなど色々あります。

債務整理その１　任意整理（にんいせいり）

借金の減額、分割払いを交渉します。今後の金利もなくなりますが、個人で交渉しようとしても応じてくれる金融機関はまずないため、弁護士の腕の振るいどころです。

債務整理その２　特定調停（とくていちょうてい）

簡易裁判所の調停手続きによって、債権者と借金の返済方法を話しあって決めます。任意整理と似ていますが、簡易裁判所の調停委員が間に入って仲裁してくれます。
ただ簡易裁判所ごとに調停基準にバラツキがあるため、任意整理より不利な結果になることもあります。

債務整理その３　個人再生（こじんさいせい）

まず借金を減額し、その金額を3年で返済していく方法です。
住宅などの資産を残したまま、借金を整理することができます。

債務整理その４　自己破産（じこはさん）

今ある借金を全部処分することです。
返済できない状況であると裁判所で認められれば、借金を返す必要がなくなります。
ただし、上記の個人再生とは違い、家や貯金などの資産がある場合は没収されます。

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