手に負えなくなった借金をどうする?
少しのつもりが、いつの間にか借金が膨らんで大きな金額になってしまっていた。
借金の返済がきつくなってきて、借金を返すために借金するようになった。
もうどこからいくら借りていくら返したのか分からない。
こうなると、借金返済をどうするか、返せなくなったら夫にバレる、お金をどうやって工面しよう?ということで頭が一杯になります。不安と苦痛を抱えて過ごす毎日が続いていきます。
旦那に相談して許してもらえればよいですが、最悪のケースではなんの手助けもなく離婚ということもありえます。自分でした借金ですが、なるべくならそれは避けたいところです。
でも自分の手におえる範囲は超えている……ではどうするか?
合法的に借金をなくす方法
債務整理をすれば、借金を減額したり無くしたりすることができます。自己破産は聞いたことがあると思いますが、自己破産もこの債務整理のうちの一つの方法です。自己破産すれば借金は返さなくてよくなりますが、生活に最低限必要な家具家電やお金以外、貯金など全て没収されますし、家を購入したり車を購入するローンも組めなくなります。そして自己破産を旦那にバレずにするのはかなり難しいでしょう。
任意整理という方法があります。これは借金を返済していくことには変わりませんが、任意整理することで利息をつかなくしたり、返済する借金の金額を、返せる金額に減らすことができます。
任意整理には借りた先との交渉が必要ですが、自分でしようとしてもまず相手にしてもらえません。任意整理は、弁護士に頼んでやってもらう必要があります。
弁護士に相談するとどうなる?
まずどこから借金しているか聞かれます。正確な金額が分からなくても大丈夫です。借り先さえ分かれば弁護士が調べてくれます。
弁護士が借り先に対して交渉の手続きを始めると、まず返済がストップします。借り先と交渉して返す金額と返済期間が決まるまでは、とりあえず借金返済に追われる心配がなくなります。
この間に弁護士は借りた先が何件あって、どこからいくらずつ借りているのかを洗い出し、返済していける金額と合わせて、どこにいくら返すのか実現可能なプランを立てて交渉していきます。
債務整理すれば、例えば月に十数万円まで膨らんでいた借金返済が、月に2万円とか3万円とか、何とか返していける金額にできます。弁護士には守秘義務がありますので、当然誰からどんな依頼を受けているかバラされるようなことはありません。
内緒で借金相談ができる相談無料の弁護士事務所がありますが、ここは匿名相談も受け付けています。どんな弁護士かも分からないのに、始めから住所氏名を明かすのは勇気がいると思います。気にならない人は本名を名乗って相談すればよいですが、はじめはニックネームなどで相談することもできるので、『借金を何とかしたいけど法律事務所なんて…』という方も相談しやすいところです。
無料相談をしているところはけっこうありますが、匿名相談を受け付けているところはめずらしいです。